一級建築士・塩谷の「みのりコラム」

2019.02.19
第3者機関による中間検査とレオパレスさんの違反建築!

2019.2.19(火)ブログを転記します!



仙台市『優しい日差しが入る家!』では、

第3者機関による中間検査でした。


上棟後、隠れてしまう大事な構造部分を

(ホールダウン金物や通常の金物、耐力面材、筋交い、柱、梁桁継ぎ手などなど)

検査・確認。


事前に社内で、建て方検査を実施しているので

指摘事項はありませんでした!(^-^)


無事、合格です!


社内と第3者機関によるダブルチェックです。


 ところで、

 今世間を騒がせている、レオパレスさんのアパート。

界壁などの未施工による建築基準法違反の建築が問題になっていますね!


中間検査後にも、構造的に大事な工事はたくさんあります。


本来なら、工事が完了時に

完了検査といって、第3者機関による

最終検査が入ります。


 しかし、今回未施工で問題になっている”界壁”などは

中間検査後に行い、最後の完了検査時も

小屋裏点検口から一つ一つ目視確認までしないから

起こった事例かと思います。


(実務的には、現状ではそこまで細かくはチェック出来ないという

ことなんですね。きっと。

  もっというなら、アパートなどで『界壁』は延焼を防ぐ防火上・重要な部分!

そんな、基本的かつ重要な工事で、手抜きをする?とは

検査する側も露程にも思ってなかった!ってことでしょうか)



 でも、こんな大規模で意図的に?!違反が起こったのでは

そもそもの信頼関係も崩れ、より厳しい検査体制になるんだと思います。

(アパートだけか?住宅も含めて全部が対象かはわかりませんが・・・・

今後の対策について有識者会議を開くようです。)



 姉歯建築さんの耐震偽装問題から十数年、

法改正もして、着実に施工品質は高まって来ていたのに・・・・



世の中の皆さんから見たら、

建築業界全体に、また不安を感じることだろうと思います。



 最近 ”施工品質”という話をよくします。



たくさんの工法や断熱材、釘金物、建材など

それぞれの会社さんが数ある中から検討して

選んでいるので、皆さん自信を持って

お客様に説明しています。

(当然ですよね!)



それを聞いたお客様は、

専門家ではないので どの会社のいうことも

よく聞こえて、どの工法、断熱材・・・・がいいのか?

わからなくなるし、判断がつかない!というお話をよく伺います。



 結局最後は、”施工品質”が大事なんだと思います!


信頼ある会社選定、技術力や施工レベルが高い会社選定が

やっぱり大事ってことですね!


カタチないものを現場でつくりあげるので。

 そのためにみのり建築舎も、他社さん同様

施工品質向上に 日々取り組んでいます。


宮城県・仙台市内で自然素材・無垢材を用いて

高断熱・高気密・高耐震性の省エネ住宅を

1級建築士と2人3脚でつくる、オンリーワンの家づくり!

『株式会社みのり建築舎』・『アトリエみのり1級建築士事務所』

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