Column

一級建築士・塩谷の「みのりコラム」

2017.04.07

断熱・気密工事は、とっても重要!

 2017年4月7日(金)のブログから転記。


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今日は、仙台市内の施工現場にて

社内の断熱材工事研修を実施!


 今回は 高性能グラスウールでの施工現場です。


断熱工事専門業者 BIB・山崎部長さんも参加し

皆で工事した部分をチェックしながら

重要ポイントや通気、気密などの理論も再確認!



現在の家づくりでは、気密・断熱は最重要ポイントです!

(その他、耐震性も大事です)


 現在 在来木造住宅は、基本的には皆、通気工法。

外壁下地に通気層を確保し、軒先、小屋裏、棟と

通気させています。

(基礎断熱か床下断熱か?は各社、方針があると思います)



空気の流れや結露について、住宅業界としては、

学問としても工法としても まだまだ研究段階なんです。



 気候風土も異なるし、同じ県内でも日照・通風条件も違います。

ましてや住まい手さんの住まい方・暮らし方もそれぞれ。


  だからこそ、1棟1棟 丁寧に間取りを設計するのは当然ですし、

気密・断熱についても1棟1棟検討する必要があります。

(みのり建築舎は規格住宅はありません、1棟ごとすべて違います!)



 気密値(C値)も、どの程度の数値にするのか?

0.1㎠/㎡なのか? 0.5㎠/㎡に止めおくか? あえて1.0㎠/㎡にするか?

(みのり建築舎は、全棟・気密測定を実施しています)


断熱材は、それぞれの特性に応じて断熱性能だけでなく

コストや施工性、耐水性、透湿性、吸湿後の復元性、吸音性、耐火性などなど

検討してどれを採用するか?が大事です。


 高性能グラスウールで、コストパフォーマンスを生かし

しっかり気密シートを施工するのか?


セルロースファイバーで吸湿後の復元性、吸音性、耐火性を重視するのか?


 いろいろ考え方はあると思います。


ペアガラスとトリプルガラスの使い分けやガラス内の空気層の充填ガス、

軒の出と小庇による日射遮蔽への考え方など


 プランや外観、デザインと併せて

住んでからの”快適性”に直結する部分なので 気密・断熱って 

とっても大事なんです!


 みのり建築舎では、自然素材を生かした家づくりに加えて

”性能”も重要視した家づくりをしています。


断熱工事のついて現場研修!

BIB山崎部長さんより、より高気密への現場施工について!

天井点検口まわりを確認!

天井は、吹き込み・高性能グラスウール16k 厚み200㎜

ダウンライトやコンセントまわりもしっかり気密確保!

壁は 充填・高性能グラスウール16k厚み120㎜



※セルロースファイバーで施工する現場もあります。

  今回は、高性能グラスウールにて施工しています。




宮城県や仙台市で注文住宅(無垢の家・木の家・自然素材の家)を新築・リフォームするなら

「みのり建築舎」(工務店・設計事務所)

https://minori-kenchiku.jp

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