一級建築士・塩谷の「みのりコラム」

2018.09.12
太陽光発電 売電の行方!

 2018.9.12(水)ブログを転記します!


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昨日と今日の新聞に、それぞれ

太陽光発電で発電した電力の買取価格が

今後、数年で約半分になる方向という記事が出ています。


(今年、2018年設置の方は、26円/KWH。

 ちなみに、当初2009年は48円/KWH。

  2025~2027年11円/KWHまで下がるらしいです)


ご承知の通り、売電の費用は

私たちの電気料金にONされていますから

売電価格が下がれば、電気料金は下がると思いますが。



 さて、私見ですが、きっと太陽光発電は

火災報知器と同じように

将来は義務化されると思っています。


新築も既築も住宅もその他の建築も

すべて屋根に太陽光発電を付けて

自分で使う電気は自分で賄う。

(足らない分を、電力会社から買おうね)


液晶TVも最初は1インチ1万円でした。

今は メチャメチャ安い!

太陽光発電も、より軽くて発電効率が良く、安く、

後付けでも雨漏りにくいものが

どんどん出てくると思います。

(世の中の流れなので)


なので、売電価格低下に焦って

今すぐ 太陽光発電を付けなくても

よいと思います。

(付けないことを推奨している訳ではありません。

  むしろ条件がクリアされれば、

ぜひ!付けてもらいたいと思っています)



大事なのは、太陽光発電を今付けても 

後付けにしても

高気密・高断熱の高性能な家にしておかないと意味がない!

という事です。


住宅の場合、

屋根上に付けられる太陽光発電パネルの大きさは

限度があります。

 限られた発電なので使う電力は、極力省エネが1番。

省エネ家電や省エネな暮らし方を実践しても

住んでいる家自体が気密も断熱も悪いのでは

話になりませんね!


家づくりやリフォームを検討されている方は

ぜひ、家の性能も大事にしてもらうといいと思います。


あとは、総額予算の中で

太陽光発電をつけるか?どうかを検討。


太陽光発電の話しの繋がりで

ヘムスと家電の関わり、

蓄電池とPHV・PHEVの話もしたいところですが

それは また今度書きたいと思います。




宮城県・仙台市内で自然素材・無垢材を用いて、

高断熱・高気密・高耐震性の省エネ住宅を

1級建築士と2人3脚でつくる、オンリーワンの家づくり!

『株式会社みのり建築舎』・『アトリエみのり1級建築士事務所』

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